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【第1回 JCUE オンラインセミナーのお知らせ】

JCUEでは、従来の会場にて開催するセミナーから、「Stay Home」でも全国の会員が参加できるOnlineセミナーを開催することとなりました。

第1回目は、『磯焼けとサンゴの白化』をテーマに中西敬さんに、お話を頂きます。

みなさんが潜るポイントでは、海中の環境はどのように変化していますか?
今まで、海藻が繁茂していた季節になっても、なかなか海藻が育っていなかったり、それらが原因で生態系に変化が出てきたり…など、気づかれる点もあるのではないでしょうか。

何故、そのような変化が起きているのかを参加者のみなさんと考え、未来の海へどのような取り組みが出来るかを探ってみたいと思っております。

オンラインセミナーは、PCやスマホ・タブレットといった機器と時間が合えば、どこからでも参加できます。是非とも、多くのみなさんと時間の共有が出来れば嬉しいですね。

セミナー後は、そのままオンラインで懇親会も開催致します!講師の先生に疑問・質問を投げかけてみましょう~!

ZOOMを使ってのセミナーになりますが、初めての方でもお気軽にご参加いただけます。

GWの時間を持て余している~という方、磯焼けって何??サンゴの白化って何??と思う方、お申し込みをお待ちしております。

あらためて考えてみる磯焼けとサンゴの白化

磯焼けやサンゴの白化現象は、海中を楽しむ私たちダイバーにとって好ましくないものですが、漁業関係者にとっては極めて重大な死活問題といえます。

では、なぜ磯焼けやサンゴの白化が広がったのでしょうか?
大きな要因が「海水温度の上昇」です。

気象庁のデータによると、日本近海の海面の年間平均水温が1~2℃近く上昇しているとのことです。
たった1~2℃と思われがちですが、魚の感度・応答は人間の4~7倍ともいわれており、1℃の水温上昇は、彼らにとって4~7℃の体感温度の上昇になるわけです。

海水温度の上昇が海中の生態系にゆっくりと大きな変化を及ぼしてきているのです。

海水温度の上昇を引き起こしているのが地球温暖化です。

石油や石炭に頼り私たちの生活が便利になればなるほど、海藻がなくなり、サンゴが白化するという、まるで「風が吹けば桶屋が儲かる」的な構図となっているのです。

海の環境問題は私たちの日常生活のひずみを表す鏡とも言えます。

今回のセミナーでは、私たちの生活と磯焼け・サンゴの白化を結び付けて考え、日常の生活を見直してみます。

加えて、私が参加するAKA35(アカサンゴ、エーケーエーサーティーファイブともいう)が、座間味村・阿嘉島で行っている「折れたサンゴを助けよう!プロジェクト」を紹介し、磯焼けやサンゴの白化に対してどのような取組みができるのかについて考えてみたいと思います。

概要

日時

2020/5/4(月) 16:00~17:30
終了後 ZOOM懇親会

参加費

JCUE 正会員 無料
JCUE ショップ会員 無料
JCUE 一般会員 無料
学生 無料
非会員 1,000円/1名(JCUE Onlineセミナー第一回開催特別価格)

締め切り

2020/5/4(月) 12:00 までの申込となります

講師

中西 敬

自分で潜って確かめる沿岸環境の研究者

  • 徳島大学 環境防災研究センター 客員教授
  • 近畿大学水産学科 講師(非常勤)
  • 大阪市立大学 講師(非常勤)
  • 大阪ECO動物海洋専門学校 講師(非常勤)
  • JF兵庫漁連 環境アドバイザー

申込フォーム

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