鶴岡 一郎 さん
陸上とは違い見えない水面下で起こっている海の異変による海洋生物への影響について多くの事例と共に書かれていています。
- 二ホンウナギは海流を乗り換えながら日本に来ているが、温暖化により「塩分フロント」と言う異なる塩分濃度の境目が南にシフトする事により海流の乗り換えが出来ずに南下する海流に乗ってしまう為、死滅回遊魚となってしまう可能性が増えている事。
- 魚のオスが「メス化」する理由は人間の尿に含まれている「女性ホルモン」が浄化処理により高濃度化され、それが海に排出されている影響である事。
- 海草の「アマモ」は陸上からいったん淡水の水草に進化した後に海へ進出して来たと言う事などが書かれています。
「海洋大異変 日本の魚食文化に迫る危機」
著者 : 山本智之 (著)
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