JCUE協力
琉球大学医学部附属病院 公開講座
- テーマ 減圧障害のファーストエイドと最新治療
- サブテーマ ~減圧障害(DCI)治療に異変??~
減圧障害(DCI)は標準的な診療基準がない。近年は海外や国内でも再圧治療の有効性よりも、現場での酸素ファーストエイドと、継続的な酸素供給法が減圧障害への治療法として有効性が認識されるようになりました。
本セミナーは我国の潜水医学の中での減圧障害への適正な知識と浸透が狙ったセミナーです。
プログラム
基調講演
高気圧医学と30年 ~ 減圧障害のファーストエイドと最新治療 30分
合志 清隆 琉球大学医学部付属病院 高気圧治療部部長
教育セミナー
- 第一部 ダイビングと酸素供給法 20分
野澤 徹
水中科学研究所
社会スポーツセンター - 第二部 ダイビングと救命・救護 20分
村田 幸雄
国際潜水教育科学研究所
琉球大学医学部公衆衛生学
琉球大学医学部付属病院高気圧治療部 - 第三部 フロアーからの質疑応答 50分
合志清隆、野澤徹、村田幸雄
日時
2018/4/7(土)
9:30 受付開始
10:00 開始
12:00 終了予定
会場
あうるすぽっと【豊島区立舞台芸術交流センター】
〒170-0013
豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル 3F
TEL.03-5391-0751/FAX.03-5391-0752
http://www.owlspot.jp/access/index.html
【会場アクセス】
*池袋駅(東口)徒歩12分 ※東口を出てグリーン大通りを直進
*有楽町線 東池袋駅 徒歩1分(6・7出口より直結)
参加資格
どなたでも
減圧症にたいして不安に思う方、過去に減圧症に罹ったことのある方は必見です。
参加費
JCUE会員 無料
非会員¥1,500
学生 無料
定員
120名
講師プロフィール
- 合志 清隆
- 野澤 徹
- 村田 幸雄
(1952年生まれ,インストラクター資格取得:1976年11月 潜水指導団体:NAUI)
2016年で40周年を迎えました。
2014年から琉球大学医学部付属病院の高気圧治療部にて研究生。現在、学割の利く学生証を所有しています。
2005年より酸素減圧の実験を行っています。
2008年3月に水中にて肺嚢胞の破裂を経験。無事に生還した。「もらった生命を大切に」
1994年より海上保安庁の協力を得てヘリコプターを活用したダイバーレスキューの実証実験と潜水事故対策訓練も指導した。
沖縄県でのドクターヘリについては2005年の浦添総合病院での立ち上げ時から参画。主に潜水事故対応での航空搬送の検証も行っている。現在は、沖縄県ドクターヘリ運航調整委員会に潜水事故対応としてオブザーバー参加。
2010年より沖縄県消防学校での潜水指導教官を拝命。沖縄県内全ての消防署員対象の水難救助隊員教育に携わっている。
初心者指導、ダイバーレスキュー、酸素講習等を専門に行っている。
(1958年生まれ、脳神経外科専門医、脳卒中専門医、高気圧医学専門医)
高気圧酸素治療に関わって30年以上になります。
潜水の理論は十分に理解しておりませんが、潜水医学、なかでも減圧障害の救急診療と予防に携わってきました。
研究では減圧障害の脳・脊髄の病変と発生機序などを紹介してきました。
その1つは、現在の話題でもある「素潜りの減圧障害」は日本から発信してきたもので、オーストラリア、フランスと米国の医師・研究者と協同で研究を進めました。さらに現在、米国のDANとは潜水とメンタルで研究を続けています。
1970年代半ばにダイビングをはじめ、(社)海中開発技術協会(現(一社)日本レジャーダイビング協会)において我が国最初の業界調査を実施。
その後、DAN・JAPANにおいて、潜水事故分析に携わった。
現在は、水中科学研究所代表として活動中。(一財)社 会スポーツセンターの行う「ウォータースポーツのための酸素ファーストエイド」プログラム作成の中心となり、水辺活動での一層の安全のために活動中である。
著書
「潜水の歴史」(共著)(社会スポーツセンター)
「潜水医学」(執筆者)(朝倉書店)
「スクーバダイビングⅠ」(三保マリンアカデミー)
「スクーバダイビングⅡ」(三保マリンアカデミー)
その他雑誌記事多数
訳書
「ダイビングコンピュータ」(NAUIエンタープライズ)
「楽しい水中写真の上達術」(水中造形センター)
その他多数
申し込み
下記ページよりお申し込みくださいませ。