一昨年のシリーズとしてダイバーの為の気象セミナーを開催した大間さんが、今年は「防災」に軸を置いた気象セミナーを開催した。

四季があるというが、日本は雨が多く夏暑く冬寒い。世界でも珍しい気象であり、その大きな要因に、ヒマラヤ山脈の後方乱流にある。偏西風はヒマラヤを迂回して南から回る気団と北から回る気団が日本の近くで再び合流することが日本の気象を作っている要因である。
もう一つの要因は海流である。日本には太平洋沿岸を黒潮が北上し、日本海岸にも対馬暖流が北上するために暖かい海水や発生する水蒸気がさらに日本の気象に大きな影響を与えている。
もう一つの要因は日本の急峻な山々である。
日本の山(国土の70%が山)は急峻で創生は新しく、飛騨山脈300~400万年前
秩父1,200万年まえにできているのに対して、アパラチア、スカンジナビア等は数億年と古い。
季節風が、急峻な山によって雨や雪を多く降らせ、世界平均の2倍の雨が降らせている(ヨーロッパの3~4倍)。
また
世界の温泉の半分が日本にある。風呂文化の日本は温泉を掘ることにも熱心だったことももちろんあるが、火山国であり地下水が豊富だったことがこれほどの温泉が日本にあるのだろう。
 日本の気象にヒマラヤ山脈や取り巻く大きな海流など地球循環のスケールや創生の新しい日本の急峻な山々が日本に素敵な四季を与えているとは興味深い。

また
日本らしい四季が得られることと引き換えに
日本の川は短くて勾配が大きい。雨が多く降った雨が大きな水災害を引き起こす。
素晴らしい四季をもたらす要素がまた大きな災害を産む要因でもある。

土砂災害とその他の水害


災害は大規模な災害だけではない。自分(家族)が死んだら大きな災害である。
気象警報は外れるし 警報が多く出るが、「オオカミ少年」と思わないほしい。
各地域にはハザードマップが用意されているから地域のリスクを知っておくことは大切。
また古くからの地名を見てみることで過去の災害が予想できることも多い
そして
過去の災害の情報を無駄にしないことが重要。

変化のある気象が四季を形成の不思議さや、そして大きな災害の要素になることもあり、災害の要素知りと予防をしっかり準備しておくことも大切であると感じた。

開催の概要

講師プロフィール

くま呑み予報士

  • 本名:大間 哲 (外見 くま)
  • 1995 年 よりダイビングを始める。(地形派ダイバー。ワイド
  • 2002 年 気象予報士 を取得。(海と空を眺めるのが好きで)
  • 2017 年 防災士を取得。
  • ダイビング以外の趣味
  • オーガナイズド(組織)・キャンプ、合唱、キャリア・カウンセリング

  • ICU物理科卒。法政大学大学院キャリアデザイン学研究科修了
  • 日本気象予報士会会員。日本防災士会会員。

過去の気象に関するセミナー等は以下リンクをご覧下さい

タグ 気象




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この記事を書いた人

山中 康司
㈱トーイダイビング企画代表
NPO・日本安全潜水教育協会 会長 山中康司
福岡県北九州市の生まれ
法政大学でダイビングを始めて西伊豆黄金崎公園でダイビング現地サービスの運営に携わっています。