スクーバダイビングと体内窒素分圧のシリーズ、今村さんの最後の公演は潜水軌跡パターンを例に出しながら、演者が考える理想的な潜水軌跡の紹介を ハーフタイムごとの窒素量のグラフを参照に解説された。

アウトライン

  • 無減圧潜水を決めるハーフタイムとM値
  • コンピュータで深い水深で減圧停止がついた場合
  • 9mで停止しても減圧効果が高い
  • 浅い水深で減圧停止がついた場合
  • 安全停止の深度と時間について
  • 減圧症罹患患者で多く見られる傾向
  • 安全停止とは
  • 浮上速度はなんでも遅ければよいというものではない

コンピュータが記すデータだけではない、潜水のパターンや個人の体調の違いが減圧症に多くかかわっており、演者が考える模範的な潜水軌跡を考慮してダビングをすることが減圧症を予防には重要であると感じた。
ハーフタイムとM値により体内窒素圧を測定しながら潜水時間を決定するダイブコンピュータの普及により水深と潜水時間の管理が容易になったのは間違いないことであろうし、今度、過去の減圧症の発生事例のデータも考慮されつつ保守的に変化してきたダイブコンピュータが、ディープストップ(気泡理論で考えられる)や浮上速度をどうとらえていくのか?注目をしていきたい。

<詳細なレポートは後述編集してアップされる予定です>

主催

NPO法人 JCUE(日本安全潜水教育協会)

開催日

2017/3/1(水)

開催場所

マイスペース&ビジネスブース 池袋西武横店

聴講料

会員無料  一般¥1,500

講師

プロフィール
今村昭彦(いまむらあきひこ)

大学卒業後に日本電気株式会社に就職、1989年スポーツ用品メーカー株式会社タバタに転職する。
同社で宣伝広報活動の他、カタログ制作や取扱説明書の制作、WEBページの制作、商品開発業務など幅広く携わる。

減圧症に罹患して苦しむ友人が多数出始めたことから、2000年代に入ってダイブコンピュータと減圧症の相関関係を独自に研究し始め、その結果を元に2007年に「減圧症の予防法を知ろう」をTUSAホームページ上に著述する。

2011年1月日本高気圧環境・潜水医学会「小田原セミナー」で「ダイブコンピュータが示す無減圧潜水時間の危険性」という演題の講演を行って以来、日本体育協会公認スクーバダイビング指導員更新研修会、日本水中科学協会総会、同マンスリーセミナー、同ワークショップ、関東学生潜水連盟研修会など講演を多数行う。

また、組織別の体内窒素バーグラフを採用したTUSAダイブコンピュータIQ-850の基本コンセプトを考案した他、同DC-Solarシリーズのアルゴリズム調整やM値警告機能なども考案。

2016年8月新しいダイブコンピュータの開発という夢と減圧症予防法啓蒙活動を本格的に行う目標のために株式会社タバタを退職。

現在に至る。

ダイビングと海の総合WEBサイト「オーシャナ」で安全潜水に関する連載記事も執筆中。




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この記事を書いた人

山中 康司
㈱トーイダイビング企画代表
NPO・日本安全潜水教育協会 会長 山中康司
福岡県北九州市の生まれ
法政大学でダイビングを始めて西伊豆黄金崎公園でダイビング現地サービスの運営に携わっています。