今回のJCUEセミナーは ファシリテーターの青木さんをお招きし、プロのガイドがファシリテーションをガイドに取り入れると何ができるのか?というテーマで開催されました。

セミナー参加者の意見や感じたことを青木さんが引き出しながら進行していきました。

ファシリテーションとは

ZOOMの使い方もかねて軽くアイスブレイクを行った後、
青木さんからセミナー参加者に向かって
「参加者がファシリテーションにどんなイメージを持っているか」という質問に、参加者がZOOMのチャットにイメージを書き出した

 心に残る言葉:ファシリテーションは場の器を作ること

良いガイド いまいちのガイド

次の青木さんの質問は
参加者の皆さんにとって
「良いガイドとは?いまいちだったガイド?」とはどんなガイドですか?

沢山のイメージがチャットに書き出され、青木さんがいくつかのキーワードをピックアップしていった。

<例>

  • ストリーを作れるガイド
  • 若いガイド
  • 1人1人に寄り添うガイド
  • 好みを聞いてくれる
  • 話を聞いてくれるガイド
  • 参加者の心に、寄りそってくれる
  • カメラ派 地形派 生物派それぞれに寄りそってくれる
  • etc

カリスマガイドが主体のガイドスタイルもあっていいだろう。
しかし
ファシリテーション型ガイドの場合、お客様を主体におく。
お客様がどんな気持ちでいるのか?
それをどうやって聞き出すのか?
相手の気持ちをどうやって理解すればよいのか?
とファシリテーション型ガイドは考える。

 伝えるのがガイドの仕事だが、伝えるために相手が何を望んでいるのか聞けるための「場を作る」ことがファシリテーション型のガイドには重要。

どうしたら自分の声(伝えたいこと)が相手に聞こえるのか

「青木さんの声はどうしてそんなにとおるの?」
質問の真意は青木さんの声が通りやすいのはどんな発声の仕方??という意味だったのだろうが、
青木さんの回答はもっと奥が深い回答になった。


“ビール瓶や一升瓶に水を灌ぐのにバケツの水を一気にひっくり返して注いでも入らない”

この後は
「参加型で何ができるか?50の方法」
参加者でチームに分かれ、5つのルールの元
1,自由奔放 2,質より量 3,否定しない 4,パクリOK 変なアイデアも歓迎 5,どのアイデアも必ず記録
意見を出し合い、そのあとに発表を行ってセミナーは終了した。

参加型の仕掛けは、「自分(お客様)が主役であると感じられる時間」を持ってもらえる工夫することが大切。
ファシリテイタ―ガイドがいたとしたら
参加者が「自分で見つけた・発見した」「自分で行動した」結果楽しかったと見つけるを重視するだろう。参加者中心で自分のダイビングができたと感じてもらえる場を作るのだろう。

お客様参加型のガイドとはどんなことなのか?

最後に
今回のセミナーは参加者が明日から使えるガイドテクニックを教えるものではない。

2時間の間セミナー参加者に青木さんは問いかけ、聴き、絶えずうなづいていた。
セミナーでの発言は自由であり、どんなアイデアも否定しないファシリテイタ―としての青木さんのスタイルを参加者は感じただろうか?

青木さんのセミナーの進め方自体がファシリテイションの学びの場だったかもしれない。

主催者として
ファシリテイタ―型ガイドの種が“ポッ”とセミナー参加者に芽生えていたら今回のセミナーを開催した価値があったのだろう。

終わった後に参加者からの感想

  • インタープリテーションとファシリテイションの違いとは?
  • このセミナーは安全管理ができるガイドが前提
  • お客様の期待を知る
  • 自分のニーズがわからないお客様がいる
  • ファシリテーションは器を作る

JCUEとして今後

JCUEは青木さんのお力を借りながらファシリテーションセミナーや、JCUEがすでに進めているUWIP(アンダーウオーターインタープリター)トレーニングを継続していく予定です。
そして
ファシリテイタ―としての力量を備えたインタープリターがダイビングのあり方を良い方向へ導くことになると確信しております。

セミナーの概略

■アウトライン
・ファシリテイションとは?ガイドに役立つの?
・ゲスト主導のガイドってなんだ?
・ダイビングを参加型にする50のアイデア

■日時
2020年5月22日(金曜日)
16時スタート
※スタート時間の5分前に準備をしておいてください
18時終了
■対象:ダイビング水中ガイドをしている方、またはその勉強をされている方

■料金
JCUE正会員無料(含むショップ会員)
JCUE一般会員 \ 7,000
会員以外   \10,000

■セミナー講師(ファシリテイタ―)紹介
青木将幸(マーキー)
ミーティング・ファシリテーター。
家族会議から国際会議まで、あらゆるジャンルの話し合いの進行役をつとめる「会議のプロ」。
環境NGOや企画会社を経て、
2003年、日本初の会議ファシリテーション専門事務所を設立。
「こんなに意見が出るとは思わなかった」
「こんな話し合いの方法があるんだ!」という声を聞くのが喜び。
著書に『ミーティング・ファシリテーション入門?市民の会議術?』など。
淡路島在住、44歳。
趣味は釣り、落語、ダイビング。好物はイカ。
2020年現在、
青木将幸ファシリテーター事務所代表
NPO法人淡路島アートセンター理事長
(瓦の音楽プロジェクト担当)
学校法人軽井沢風越学園評議員
NPO法人iPledge理事
都留文科大学、北九州市立大学非常勤講師など
著書
●ミーティング・ファシリテーション入門
市民の会議術(ハンズオン!埼玉)完売→再販準備中。
●アイスブレイク・ベスト50(ほんの森出版)

参考資料

日本ファシリテーション協会

ファシリテーションとは

JCUEインタープリテーションとは

日本インタープリテーション協会

インタープリテーションとは

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