首都圏の緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が、6月20日まで延長されました。
つきましては、6月17日実施予定であった「簀立て観察セミナー」は中止とさせていた
だきます。
現状をご理解の上、ご協力のほどよろしくお願いします。

JCUEアンダーウオーターインタープリター主催
「簀立(すだて)観察セミナー」 
東京湾には生き物がいっぱい

昨年5月、コロナ蔓延に伴う緊急事態宣言で中止となった企画の再チャレンジです。

東京湾の干潟には、カニや貝等たくさんの生物が生息しています。また干潟にはハゼやカレイ、コチ、アカエイなどの魚が餌を求めて満潮時に侵入してきます。

目次

「簀立漁」は何?


簀立漁は干潟に網や竹竿で作られた定置網に入っているこれらの魚を捕まえる遊びです。春から夏、簀立漁で多くの人が東京湾の恵を楽しんでいます。子供たちも大興奮です。通常の簀立遊びでは、簀立のあるところまでは船で行き、船では昼食が用意され、捕った獲物も料理してくれます。持ち込めば好きなビールやお酒も楽しめます。まさに、東京湾、江戸前で一番贅沢な遊びです。

ダイバーならではの簀立の楽しみ
今回は、ダイバー向けの簀立遊びを特別に企画しました。小潮のときは潮が引かないので、簀立漁はできません。しかし、ダイバーはスノーケルあるいはスクーバというハイテク装備を持っています。誰も行かないときに簀立の中に入って、マスク越しに思いっきり東京湾の魚たちと出会いましょう。捕まえて食べたり、持って帰る事もできます。

ただし今回、料理担当船は同行しませんので、船上での料理提供はありません。各自、昼食を持参ください。また、水中活動ですから、安全管理の為 、船上でのアルコールは禁止とさせて頂きます。


また、近くの海草場(アマモ場)が広がり、小魚やカニ、ヤドカリが観察できます。縄文時代の貝塚から山のように見つかるイボキサゴもいやというほど見られます。



これまでは仕事にならないときの新たな観光として、地元も注目しています。東京湾の豊かさと贅沢さを、ダイバーという特権を使って楽しみましょう。

講師にJCUE会員でもある干潟生物の専門家の風呂田先生をお招きし、普段足を踏み入れることの少ない干潟の生態系観察会です。磯とは異なる環境を楽しみましょう。

開催概要

開催日時

2021/6/17(木)
  

参加資格

JCUE会員 かつ Cカード保持者
ダイバー対象のプログラムのためダイバー認定が必要です。
※JCUE正会員の方は、同伴者の参加も可能です。
この場合、安全管理等同伴者の対応はJCUE正会員が行ってください。
詳細は、お問い合わせください。

募集定員

20名

参加費用

6,000円(当日現金払いでお願いします)

開催場所

木更津盤洲干潟(網元つぼや)

集合場所

網元つぼや舟乗場(駐車場あり)
http://sudate.web.fc2.com/sudate05.html

プログラムとスケジュール

09:00

現地集合 着替え(更衣室あり)
09:30

乗船
10:00

簀だて観察、獲物採集(スキンダイビング) 簀だて周辺水中観察(スキン、スクーバ)
12:00

昼食(船上) トイレあり
13:00

移動
13:30

干潟水中観察(スキンダイビング、スクーバダイビング)
14:30

帰港 簡易シャワー(水のみ) 着替え(更衣室あり)
15:00

ふりかえり
16:00

解散

持ち物

ダイビング器材、水着、タオル、着替え
ダイビング器材は各自でご持参ください。
スクーバタンクのみレンタルを用意します。(2,000円予定)
タンクをご自身でお持ちになっても結構です。
昼食、飲み物
今回は、料理担当船は同行しませんので、船上での料理提供はありません。
水中活動ですので、船上でのアルコールはご遠慮ください。

講師

風呂田 利夫(ふろた としお)

1948年生まれ。
1970年東邦大学理学部生物学科卒業。
東邦大学理学部生物学科助手、講師、助教授を経て教授、同学部生命圏環境科学科教授。
2013年3月定年 退職、東邦大学名誉教授、東邦大学理学部東京湾生態系研究センター訪問教授。
理学博士。
JCUE正会員、NAUIのインストラクターで大学教員時代にはダイビングの実習を担当 専門は海洋生物生態学。

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