気候変動の影響を乗り越える「スーパーコーラル」とは?
温暖化が進む中、沖縄のサンゴ礁は危機的な状況にあります。しかし、その中で、驚異的な生命力を持つ「スーパーコーラル」と呼ばれるサンゴが存在しています。これらのサンゴは、同じ過酷な環境下でも生き延び、ストレス耐性を発揮しています。一体、彼らはどのようにしてこの脅威を乗り越えているのでしょうか?

今回のセミナーでは、サンゴの遺伝子やマイクロバイオームに関する最新研究を基に、「強いサンゴ」の謎に迫ります。未来の海を守るための新たなヒントを一緒に探してみませんか?

アウトライン

毎年夏の暑い日々が続くと、サンゴの白化が気になる時期となります。2016年・2024年にもサンゴの大規模白化が沖縄の各地で起こり、大きな話題となりました。私が当時フィールドとしていた瀬底島周辺でも、多くのミドリイシが白化していましたが、中には白化していないものも少数ながら見られました。

同じ種内で、環境によらず高いストレス耐性を示すものは、遺伝的に決まっているものと考えられ、「スーパーコーラル」と呼ばれたりもします。今後高水温ストレスが続くと、スーパーコーラルは増えていくのでしょうか。今回のセミナーでは、サンゴのストレス耐性について、サンゴの遺伝子解析やマイクロバイオーム研究の事例を踏まえて、強いサンゴの不思議について考えていきます。

開催概要

開催日時

2024/12/4(水) 20:00~21:30(19:50受付開始)
※申し込み締め切り:12月1日(日)または、定員に達し次第

参加資格

どなたでもご参加いただけます。

参加費

無料

参加方法

ZOOMを使用します。

 チャットを利用しての質問も可能です。
ZOOMのURLおよびパスワードは、前日に「ご案内メール」としてお送りします。大切なメールですので必ずご確認ください。
申し込みと同時に、自動返信メールで申込確認をお送りします。メールが届かない場合は、入力されたメールアドレスが誤っている可能性があるため、お手数ですが申込フォームから再度お申し込みください。
お申込み後にキャンセルされる場合は、必ずnpo@jcue.netまでご連絡ください。

定員

100名

主催

サンゴマップ実行委員会(https://www.sangomap.jp

共催

NPO 日本安全潜水教育協会(JCUE)

講師プロフィール


井口 亮(いぐち あきら)

産業技術総合研究所 地質情報研究部門 主任研究員
同所 環境調和型産業技術研究ラボ 沿岸環境研究チーム 兼務 生物と環境が織りなす多種多様な現象を体系立てて詳細を明らかにし、様々な階層から俯瞰してその細部を見つめることで、新しい発見や応用方法を導き出すことを目指しています。

第一回セミナーの開催報告

2024/9/25 「こんな暑くて海の生きもの大丈夫??~2024年海洋熱波のもたらす影響」

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