私たちダイバーは水中で、息をのむような景色に出会います。
巨大なサンゴ群集、どこまでも広がる藻場、そこに息づく多様な生きものたち。
しかし、その景色は「いつからそこにある」のでしょうか。
そして、その時間の積み重ねを考えたことはあるでしょうか。
近年、白化現象や環境変化によって、サンゴ礁の景観は数年単位で大きく変わりつつあります。今、目の前にある風景は、決して“あたり前”ではないのかもしれません。
地質学的な時間スケールから読み解く海の歴史は、
私たちに「時間」という新たな視点と、今この瞬間の風景を、生命が長い時間かけて書き継いできた壮大な物語として読み解く鍵となるでしょう
アウトライン

近年、サンゴの白化現象やウミガメによる海草類の食害により、数年単位でサンゴ礁海域の海底の景観は大きく変化しています。我々がダイビング中に見ることができる景色、圧倒される巨大なサンゴ群集や広大な海草藻場はいつからそこにあるのでしょうか。
本セミナーでは、我々が認識することのできる”時間スケール”を超えた、海底環境や生態系の変遷について触れながら、サンゴ礁の雄大さを再認識していただける内容です。

「ここに行けば、こんなに大きなサンゴが見られる」、「この場所は広大な藻場が広がっている」、各地にダイビングの目玉となるようなサンゴや地形があり、毎度感動するばかりです。しかし今、その景色があたり前ではなくなるかもしれないという危機感を抱かれている方も多いかもしれません。
そもそも我々が見ている景色がいつから、なぜそこにできたのか。様々な場所で堆積物のボーリング調査を行うことで、それらを明らかにしようと研究に取り組んでいます。

みなさんがよく行くポイントにある巨大サンゴは何歳なのでしょうか?
もしかしたら我々の人生より長くそこに居て、その海域を見守り、環境と共に成長してきたかもしれません。
サンゴや海草の過去を知り現在を見ることで、「時間を考える」という価値観に触れていただければと思います!
開催概要
開催日時
2026年3月11日(水) 20:00-21:30(19:50 受付開始)
※申込締切:3月9日(月)
参加資格
どなたでもご参加いただけます
参加費
無料
参加方法
オンライン(ZOOM)
※チャットを利用しての質問も可能です。
※ZOOMのURLおよびパスワードは、前日に「ご案内メール」としてお送りします。
※申し込みと同時に、自動返信メールで申込確認をお送りします。メールが届かない場合は、入力されたメールアドレスが誤っている可能性があるため、お手数ですが申込フォームから再度お申し込みください。
※お申込み後にキャンセルされる場合は、必ずnpo@jcue.netまでご連絡ください。
定員
100名
開催
主催:サンゴマップ実行委員会(https://www.sangomap.jp)
共催:NPO 日本安全潜水教育協会(JCUE)
講師プロフィール

佐野 亘(Wataru Sano)
岡山大学学術研究院教育学域 助教
浅海域の堆積物を用いて、サンゴ礁や海草藻場などの環境の“過去の変遷”を地質学的に明らかにしたい!というのが、私のモチベーションです。
沿岸の生態系や地形または人間活動の影響について、過去を研究することでその関係性を明らかにすることを目指しています。
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