先日芝浦工業大学にて開催されたJCUEセミナー『知ってるようで知らない電池の話』開催のアウトライン・聴講記を今回のプロジェクトマネージャーであり会長山中より頂きましたので掲載致します。
詳しいレポートは改めて掲載致します。
目次
開催のアウトライン
1部
講師:FDK株式会社 長井達也様
FDK株式会社 http://www.fdk.co.jp/
講演アウトライン
2部
講師 株式会社 共創 中岩 優 様
株式会社 供創 http://collabotech.jp/
講演アウトライン
聴講記
1部は電池の基本構造からはじまり、まずは電池のことをわかりやすく解説し、その後にニッケル水素電池の基本構造や安全のために使い方、繰り返し充電やメモリー効果のなどの一般の方が持つ疑問に的確に応えてくれる内容であった。
直列のアンバランスによる放電の危険性や過充電・過放電の危険性などの話は、なんとなしに知ってはいたが、解り易く解説していただいた。
2部は1部の基本的な話を受けて、リチウムイオン電池の話、こちらも基本構造などを簡単に説明が始まった。
リチウムイオン電池はボーイングの事故でも有名になったように、発火のリスクもあり、その仕組みや実際の発火実験の映像なども織り込みながらの講演だった。
もちろん発火のリスクは0ではないが2重3重の保護回路が組み込まれており、安全性には十分な配慮がなされていた。
ただ海外製品の並行輸入物などにはリスクの高いものが存在しているようである。
どちらの演者からもモノづくりへのこだわりが感じられ、日本製品の質の高さを改めて認識させられた講演でもあった。
プロジェクトマネージャー
山中康司