皆さんは、川を遡上するサケの姿を見たことがありますか?

自然の力強さを象徴する彼らですが、今、その数が劇的に減少しています。2023年には、遡上数が過去最低の50%にまで激減し、10年前と比べても漁獲量はわずか3%しかありません。この変化は、気候変動や環境変化による深刻な影響を私たちに突きつけています。

そんなサケたちの姿を「いきもの写真家」平井佑之介さんが岩手県の川で10年以上にわたり撮影してきました。平井さんのカメラが捉えたのは、川を離れて約4年後に戻ってくるサケたちの壮大な旅路です。彼らが直面する過酷な自然環境、そして温暖化が進む中での遡上の様子は、今まさに私たちの目の前で起きている「現実」です。

このセミナーでは、サケが教えてくれる自然の変化をテーマに、平井さんが岩手の川で観察してきたホットな情報をお伝えします。今年の夏は記録的な暑さでしたが、そんな中での自然環境の変化や、2024年に感じたサケの様子について、平井さんの写真と共にじっくり語っていただきます。

アウトライン

岩手県の川に遡上するサケたちの撮影をはじめてから10年目になりました。サケが生まれた川を離れて約4年後に帰ってくることをご存じでしょうか?不思議であり、すごいと思いませんか? 身近な生き物でもあるサケ、その生態を川の中で覗いて観察してきたお話しです。また今年の夏も記録的な暑さでしたが、地球温暖化の影響と2024年に川に入って感じたサケや自然環境の様子もお伝えできればと思います。


このセミナーでは、ただサケの現状を知るだけでなく、私たちが自然とどう向き合うべきかを考えるきっかけになるはずです。そして、セミナーの最後には、平井佑之介さんとその活動を見守りフォローをされていた、岩手「みちのくダイビングリアス」の佐藤寛志さんによる対談も行います。サケを通じた自然のメッセージに耳を傾けつつ、お二人の視点からどのようなお話が繰り広げられるのか楽しみですね。

開催概要

開催日時

2024/12/12(木) 19:30~21:00 
※申し込み締め切りは、12/9(月)

参加資格

どなたでも、ご参加いただけます。

参加費

JCUE正会員・一般会員・ショップ会員・学生:無料
会員以外の方:1,000円

参加方法

ZOOMオンラインシステムを利用

  1. 当日のZOOMのURL/PWにつきましては、2日前に『ご案内メール』を送信させていただきます。大切なメールですので必ずご確認ください。
  2. 申し込みと同時に、自動返信メールより申込確認が届きます。届かない場合には、記入メールアドレスが間違っていることが考えられます。
    恐れ入りますが、申込みフォームから再度、お申し込み願います。

定員

100名

プロフィール

平井 佑之介(ひらい ゆうのすけ)/いきもの写真家 
1988年、東京生まれのいきもの写真家。大学で動物行動学を学び、写真を通して「今を生きる」いきものたちの姿を伝え、人と動物、そして自然がともに暮らせるきっかけを作りたいと写真家を志す。伴侶動物であるイヌやネコから、イルカなどの野生動物まで幅広く撮影している。日経ナショナルジオグラフィック写真賞 優秀賞受賞(2015年)。「いのちの旅~ふるさとの川をめざすサケ~」(2024年)写真展を富士フイルムフォトサロン東京にて開催。初の写真絵本『ふるさとの川をめざすサケの旅』(文一総合出版2024年8月31日)を出版。

・写真絵本「ふるさとの川をめざすサケの旅」
https://www.bun-ichi.co.jp/tabid/57/pdid/978-4-8299-9020-9/Default.aspx
・HP: https://www.kemonomichianimal.com
・Facebook: https://www.facebook.com/YunosukeHiratan
・instagram: https://www.instagram.com/yunosuke_hirai

申込フォーム

申込は締め切りました。

JCUE SNS

メールマガジンの登録・解除


JCUE facebook JCUE X


この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事