全国の海中の岩場には多くの海藻が生えていて、魚などの生き物が育つための良い環境を整えています。
私たちダイバーは、そのような水中環境を覗いて、珍しい生き物を発見したり、魚たちのいろいろな行動を観察したりして、水中を楽しんでいます。

だけれども、この四半世紀の間に、全国の藻場(海藻が生えている場所)が著しく衰退し、減少しています。その原因は、温暖化による海水温の上昇によって、海藻が生育不良になったり、ガンガンゼやアイゴ等の食植生生物が活性化して海藻の摂食が促進したりしている、などと言われています。

このような藻場の衰退を人為的に回復させるためには、藻場の維持や増殖を進めて、藻場の面積を拡大させる必要があります。しかし、それを行う漁業者の方々の高齢化や減少が著しく、藻場を再生させるために必要なソフト対策(藻場のメンテナンス、種子の供給、食植生生物の除去等)を実施する人材が不足している状況です。

そこで、普段、水中の恩恵を受けている私たちが、藻場の再生に協力するための方法を探るために、セミナーを企画しました。
是非、この機会にセミナーへ参加して、「海藻の元気を取り戻す」活動に参画してみませんか?

目次

アウトライン

藻場の現状を皆さんにお伝えするとともに、私たちダイバーが藻場の再生に協力するために必要なソフト対策の方法などについて、お話をさせていただき、私たちができることを整理してみたいと思います。

プログラム

① 自己紹介
② 藻場の現状
③ 漁業従事者の推移
④ 藻場の回復対策について
⑤ 私たちができること
⑥ 今後のスケジュール

開催日時

2023/5/23(火) 20:00-21:30(19:50受付開始)
申込み締め切りは5/20(土)
終了後は、オンラインで懇親会を開催予定です。是非とも、お気軽にご参加ください。

参加資格

どなたでもご参加いただけます

参加費

無料

参加方法

ZOOMというオンラインシステムを利用します。

 お申し込み頂くと、担当者から前日までに『ご案内メール』を送信させていただきます。
大切なメールですので必ずご確認ください。

お申し込み直後には、『自動返信メール』が届きます。届かない場合には、記入メールアドレスが間違っていることが考えられます。申込みフォームからもう一度お申し込みをお願い致します。
スマートフォンのキャリアメール(@docomo、@ezweb、@softbank など)は、返信メールや『ご案内メール』が届かないケースが多発しておりますので、ご利用はお避けください。

定員

99名

演者

五味 久昭 (ごみ ひさあき)
1955年生まれ。専修大学文学部人文学科地理学コース自然地理学課程卒業
JCUE正会員、

【主な職歴】

1978年:三洋水路測量入社(海浜変形、地形解析)
1989年:パシフィックコンサルタンツ株式会社へ転職(海岸保全計画、海岸環境整備)
2008年:元の会社(現三洋テクノマリン株式会社)へ出戻り(沿岸域整備計画等)
2017年:専務取締役、技術本部副本部長
2022年:経営企画本部 技術顧問

【専門分野】

技術士(建設部門、水産部門):海岸保全計画・海岸環境整備・海岸地形学・水産土木



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