開催日時 2014年5月19日(月) 18:30~21:00
開催場所 池袋 ルノアール西武横店
●「天気を『操作』する」とは?
・夕方雨が降るという予報の場合・・・
例:3時間毎の天気予報を見ていて「日中晴れ・夕方雨・夜晴れ」 6-9時 晴、9-12時 晴、12-15時 晴、15-18時 曇時々雨、18時-21時 晴れ をどう見るか?
→単に「晴れ」「雨」「気温」だけの天気予報ではなく、「どうして」天気が変わる のか、その「原因」をつかむ。
結果、それをうまく避けられれば、「晴れ男・晴れ女」になれる
●高気圧は天気がいい?低気圧は悪い?
・「本質的」に暖かいのはどちら?
・高気圧は下降気流、低気圧は上昇気流
・風向きは?
●「天気が悪い」ってどんなこと?
・雨、風、低温、あらし etc 突風、ガストフロントについても?シャワーの実験
・雨はなぜ降るか? → 雲ができるから
・雲はなぜできるのか?
・天気が悪いことを「擾乱(じょうらん)」と言います。
→天気予報が得意とする擾乱と不得意な擾乱。
(擾乱の規模の問題)
●雲はどんな時にできるのか?
・山(島)の風上側、入道雲、低気圧、前線
q→ 上昇気流があるところ
・山の風上側
・地上が暖められた時
・海水面が暖かい時
・暖かい空気の塊が冷たい空気に乗り上げたとき
・冷たい空気が暖かい空気の下に入って押し上げたとき
●雲はどうしてできるのか
・温まったり、その他の要因による、上昇の開始
・上昇による断熱膨張
・断熱膨張による、温度の低下
・凝結熱の放出
・さらに暖められて、さらなる上昇
●水の相変化について
→雲ができるかどうかは、上空との温度差と、湿度のによる
上空との温度差が大きいほど、湿度が高いほど雲ができやすい
●雲ができたあとどうなるか?
・氷の粒が大きくなり始めてから
・雨になるとは?
・シャワーの実験
→雨が降り始めた時の気象の変化
ガストフロント、気温の急激な降下
驟雨、
海面が見難い(雨、さざなみ)
ガストフロントの写真
●天気図の見方
・注意するもの
→ 前線、風向き、キンク
・天気予報が当たりやすい時期と当たりにくい時期
・低気圧が近い場合
●その他の情報
・高層天気図
・衛星写真
・ナウキャスト
◆講師経歴
くま呑み予報士
・本名:大間 哲 (外見 くま)
・1995 年 よりダイビングを始める。(地形派ダイバー。ワイド
・2002 年 気象予報士 を取得。(海と空を眺めるのが好きで)
・ダイビング以外の趣味
オーガナイズド(組織)・キャンプ、合唱、キャリア・カウンセリング
(国際基督教大学(ICU)で子ども向けキャンプのディレクターも務める)
・ICU物理科卒。日本気象予報士会会員。
◆プロジェクトマネージャ名
山中康司